自己愛性パーソナリティ障害の人は相手を故意的あるいは無意識に相手を操作することを得意としています。相手を感情的に怒らせたり悲しませたりすることで彼らは冷静さを保ったふりをしてコントロールするのです。そんな彼らに煽られても反応しない。彼らの手に乗らない冷静な対応が求められます。
①Grey Rock Method(応答するだけで反応しないテクニック)を使う
ポジティブでもネガティブでもリアクションすると彼らを喜ばせることになります。これまで彼らに煽られて怒ったり泣いたり、あるいは彼らを必要以上に喜ばせたり褒めたりしていたでしょう。それを一切やめるのです。
例えばいつものように「お前が○○したからだろう」「あなたのせいだ」「私は何も悪くない」といったようなことを言われてつい「だって」「あの時そう言ったじゃない!」「また嘘をついてる!」と反論していたとします。どんな言い訳をされても言いがかりをされても「わかった」「そうなんだね」と一切の表情なく淡々と対応してください。いつもと違うあなたの反応にパニックになること間違いありません。
「何があった?」「どうしたんだ!」「バカにしてるのか!」とさらに追い打ちをかけて煽ってくることもあるかもしれません。それでも落ち着いて余計な反応はせずに淡々と答えだけを言うようにしてみてください。
②追うのをやめる
「どこにいる?」「何している?」「この日の予定はどうなってるの?」「次はいつ会える?」などなど相手の行動に興味を持つことをやめてください。一切気にしないようにするのです。「そんなことをしたらまた他の男と、他の女と遊びに行ってしまう」不安になる気持ちはわかります。ですが、あなたが監視しようとしまいと彼らはどうせ好き勝手します。あなたが不安になって感情的になればなるほど彼らに自信を与えて喜ばせる結果になるだけなのです。
あなたが自己愛性パーソナリティ障害に費やす時間と労力が無駄だと思いませんか?彼らが側にいない時間でもずっと彼らのことを考えて頭の中が支配されていませんか?彼らを不安に陥らせるためにはあなたが一切の関心をなくすことです。人の関心に依存している彼らからすると関心が向けられなくなることは恐怖なのです。
「一体どうしたんだ?」「他に誰かいるのか?」自分が一番でいたい彼らを不安にさせるにはこの手は有効です。
③不意をつく
自己愛性パーソナリティ障害の人はコントロールすることが大好きです。すでに手中にあるあなたは特に彼らの思い通りになると思われています。その不意を突くのです。突然冷たい対応をする。反応しない、感情を見せないといったようなことをすると何が起こったのか理解できずあたふたします。あなたにはどういう対応をしようが、何をしても離れないと胡坐をかいて安心している時に突然連絡を絶つ、出ていく、別れるといったことをすると彼らはパニックに陥ります。
④即レスを止める
普段は彼らからの連絡にすぐに答えていたとしたらそれを止めてください。彼らから長時間連絡がこなくてモヤモヤさせられたことがあるかと思います。同じことをしてみるのです。大人げないゲームのように思われるかもしれませんが、彼らの思い通りにしないこと、彼らのペースを乱すことに意味があるのです。いつもと違う反応に彼らはパニックになり、不思議な反応がみられると思います。「追LINEがたくさんくるようになった」「ご機嫌伺いしてくるようになった」といった経験をされた方が多くいます。
⑤連絡を絶つ
*もしDVや暴力の危険性がある自己愛性パーソナリティ障害のパートナーであればこの方法は危険ですのでやめてください。
これは最終手段であり、もう彼らとの関係を終わらせたいという場合に一番打撃を与える方法は一切の連絡を絶つことです。「まさかこの俺からあいつが離れていくわけがない」その鼻をへし折る方法はこれが一番です。
電話、LINE、SNSすべてブロックして連絡が取れないようにするのです。もしなんらかの方法で彼らから連絡がきたとしても無視してください。Love Bombing(愛の爆弾)を仕掛けてくる可能性が高いです。心を強く持って「もう絶対しない」「絶対に変わるから」という泣き落としに引っかからないようにしてください。
あなたから一切の反応がなくなり彼らは悲しいと思うのでしょうか?
残念ながら我々とおなじような感情は持たないでしょう。何もなかったように次のターゲットを狙いに行くかすでにいる手中の人と時間を過ごすでしょう。ですが、安心してください。あなたを失ったことは彼らの傷にはなります。彼らのプライドを傷つけます。
あなたに何らかの価値を見出していたからこそあなたを手元に置いていたのですから。「代わりはいくらでもいる」と彼らはなんともなかったかのように気にしないふりをして過ごすかもしれません。それを目の当たりにすると「おれはその程度ったのか」「私のことは本気ではなかったんだ」「次の人に負けたのが悔しい」と思うかもしれません。自己肯定が下がりますし辛い気持ちになると思います。ですが、あなただろうが、だれだろうが、彼らを幸せにすることはできないのです。すぐに飽きてまた次そして次とターゲットを変えて同じことを繰り返すだけです。
